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90.06.25(月) N.Y

AM6:30、食堂で一番に朝食を終えN.Yの朝を見学に5番街へと向かう。 パトリック教会付近を中心に忙しげなニューヨーカーたちを見物する。目についたのは二つ。朝食を提供する車屋台のパン屋とそこにできる行列。そして日本人の多さである。
昨夜気になったタイムズスクェアー付近のビルを見てまわる。夜と昼の印象はもちろん違う。少しがっかりしながらも水を使ったポケットパークが想像以上に多いのに驚く。(公開空地状のスペースの多くがその修景に水を取り入れている。人々はそこで先述の屋台で買った朝食を忙しげにとっていた。)
本日はニュージャージー視察。
まずニューポートショッピングセンター。今やお決まりのアトリウムモールをもち、中央部が専門店、端部にキーテナントを配する典型的なアメリカ郊外型のスタイルである。
ここで迷子になり他のみなさま方にはご迷惑をおかけした事。ただただ謝するのみ。
ポートリバティではミニカナルを用いた集合住宅づくりを見る。小規模で居住用のみの開発で、マンハッタンより遠く(交通 システムが未整備)入居率は20%ぐらいとの事。周囲は環境的に良い部分と悪い部分が混在しているが、マンハッタンを遠くに眺み、ヨット、クルーザーが家の前に停泊しているという魅力的な光景も眼に止まった。 午後は自由行動。
まずソーホーより始める。 古いものの破壊による再開発ではなく、以前の倉庫群がそのまま先端の商空間として再生されている。その時間を生きてきた界隈はいろいろな断片がかいま見え、独特の雰囲気の中でアメニティーに溢れている。
都市の新陳代謝のあり方の一つを示唆するものであろう。

N.Yは見たいものがたくさん有りすぎる。
そこそこでソーホーを切り上げ、地下鉄でクライスラーへ向かう。 暑い。一生懸命歩くせいもあり喉もカラカラ。42nd St.のとあるデリカテッセンにてビール一本所望。
クライスラーの北どなりにヤーンの新しい建物、425レキシントンAve.が建っていた。特にクライスラーというアールデコの傑作を意識した風にも見えず、ヤーンのそれは大ざっぱで鈍重であった。
クライスラービルではアールデコの世界に浸る。扉、窓を始めそこかしこに見受けられる装飾的細部から、有名なとんがりトップへ上昇していくダイナミックな形態の有機的統合まで見ていて楽しい。
このトップへどうしても登りたく、警備員にひつこく交渉するがその甲斐もなく、すべての策略は阻止された。
しかたなく外へ出る。




Paley Park





49west 7th Ave.
Pocket Park





Ford Foundation




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