91.12.06:Granada-1
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91.12.06(金) GRANADA、BARCELONA つづき
GENERALIFE とは王の別荘との事。TEATRO (屋外劇場)が細長い敷地の南端にあり、建物は北端に集約され、その間は NEW GARDEN と呼ばれる人工的な庭で占められる。 NEW GARDEN は綺麗に刈込まれた糸杉のパーティションで仕切られた中を、イスラムアーチに似せて設けられた孔をくぐりながら散策する。ちょうどかくれんぼをしているようで面白い。 建物は細長いプールのある中庭を取囲んでいる。線の細い噴水(ALHAMBRA の噴水はどこも全て線が細く、それがイスラムの文様装飾によくマッチしている)が両側から足の長さ位の半アーチを描いてプールに落込んでいく。その両わきは花壇である。季節が良ければ美しい楽園のような風情であろう。

そう、ALHAMBRA も GENERALIFE も下界を見おろす小高い丘の上に建ち、花、樹木、水といった自然要素をふんだんに取込んだ庭園と、優雅なイスラム建築が組み合わさった地上の楽園、快楽の世界であったのだ。短時間の滞在であるが、当時の雰囲気を窺い知る事ができたように思える。

ALHAMBRA を離れれば自由行動である。 カテドラル付近を散策する。街角や道路はクリスマスのイルミネーションで飾られている。夜はさぞ美しいに違いない。 いかにも休日らしいのどかな雰囲気であるが、観光客には歓迎できない。カテドラル横にある、イスラムアーチが連続するみやげ物街でいくつかの店が開いていたのみで、ほとんどは閉っていた。

しょうがないのでどこかのホテル付属のカフェで昼食を取る。メニューを見てもわからないので掲げてある写真を指さしオーダーする。小牛の様な肉のカツレツの昼食用定食を賞味。
975 PTS(カウンターで食べれば900 PTS)でこれは美味しかった。
ちなみに控えてあるので書添えておく。

定食 NO.4   於 VICTORIA CAFETERIA
ESCALOP DE TERNERA , ・・・・肉のカツレツ
JAMON CON TOMATE , ・・・・べっとりトマトソースのかかったハム
Y GUISANTES SALTEADOS. ・・・・多分サラダだったと思う

ホテルまで歩いて戻り、我々は最後の目的地バルセロナへ向う。 雪化粧のシェラネバダ山脈を眺めながらグラナダ空港へ。バルセロナまで1時間ちょっとのフライト。旅もいよいよ終盤を迎える。

バルセロナ - BARCELONA -に着けばもうすぐに夜になったがさっそくガウディを見に行く。グラシア - GRACIA - 通りを北に進み(ホテルはグラシア通り脇の HOTEL CRISTAL )CASA BATOLLO 、CASA MILA 、そして地下鉄で SAGRADA FAMILIA へ。 それらはライトアップされ、街のイルミネーションと共に美しかった。 SAGRADA FAMILIA 脇のBARで夕食を取る。食べ終ればもう12:00を過ぎ、地下鉄もなくタクシーで帰る。

Myrtles

 

アルハンブラへのアプローチ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Last Update 00.06.17