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91.12.06(金) GRANADA、BARCELONA 本日はスペインの憲法記念日、こちらは休日である。 カルロス5世宮殿。こんなにヨーロッパ的とは思わなかった。イタリアによく見られる西欧古典様式だ。ここでも優雅なイスラム様式の建築群の中に、円形の中庭が印象的なキリスト教様式が挿入されている。
そこを抜ければミルトレスの中庭 - COURT OF THE MYRTLES - へ出る。 観光用の写真でよく見受けられるが、中央に細長いプール、長辺方向に向い合って繊細なアーチの掛かるポルティコを持つプランだ。プールに建物が映り込みある種の幻想的な感覚にも襲われる。
短辺方向に対になって、アベンセラーヘスの間 - HALL OF THE ABENCERRAJES - と二人姉妹の間 - HALL OF THE TWO SISTERS - が向い合っている。どちらも天井が凄い。鍾乳洞の中、あるいは蜂の巣とでも言える緻密な装飾が施され、ちょうど、打上げ花火がはじけた瞬間を凍結させた様に我々の上をに覆う。 以上が見学できる ALHAMBRA の主たる施設であり、後は庭である。 人の手が入れられた庭を通り、城壁に沿ってジェネラリフェ - GENERALIFE - に向う。途中 GRANADA の街の SACROMONTE と言う山裾の地区が見える。山の中腹にはたくさんの孔が見受けられる。ジプシーの住む穴居住居である。 |
Cuart Dorado
Abencellajes
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