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18.12:早くも師走

建売住宅

最近は建売住宅とは言わないかもしれませんが、相変わらず「家を建てて売る」業界は活発に見えます。大規模なものは、もう建てる場所がなくなってきてるのか、10戸程度のものがよく目に付きます。
写真もそういう中の一つ。そして明らかに以前と変わったのはそのデザイン含めたグレードです。大変かっこよくなりました。

以前は「建売」といえば、どちらかといえばコストや利潤を優先するばかりに質が落とされた家を形容してたように思います。また大手ハウスメーカーの家と言えどその仕様には少々疑問を感じたりしてました。しかし今や「グッドデザインアワード」を受賞するレベルに上がったのは大きな進歩に思います。これには住宅建材のグレードアップ含めて業界の力が大きいと言わざるをえません。
しかし今だに解消されないのがその土地と建物の関係です。端的に言えば土地の狭さです。何度も言ってきましたが住環境は家のことだけではありません。建物がいくら良くてもその周辺とのバランスが住環境には必要です。そんなことは百も承知、のはずですがどうしても企業論理は違う観点を優先してしまいがちです。
そこを超越するような「物件」に一度遭遇してみたい、そしてそれはもうすぐのような気がしてきました。
こちらもうかうかとしてられません。

*本年もあっという間に師走に入り本稿で今年も終わりです。いつもお読みいただきありがとうございます。内容を少しでもグレードアップできるよう努力いたしますので来年もどうぞよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。
18.12.02