23.04:暖かくなり桜満開です。

ピカソとその時代展

久々に美術館へ行ってきました。お目当ては中之島の国立国際美術館「ピカソとその時代」です。
3月初旬天気の良い平日でそう混雑せずゆっくり見て回ることができました。
圧巻はやはりピカソです。
展示数の充実もさることながら、初めて見る絵も多くその素晴らしさに感動しました。変形されてねじれて曲がっていても、女性は美しく、人は生命力にあふれ、また切実な内面をも訴えてくる。
天才的な感性が確かなデッサン力に支えらていると感じました。

同時に展示されるブラック、クレー、マテイス(セザンヌは少しだけ展示されてました。またジャコメッテイはそんなに好きではないのです)も素晴らしい。
ブラックの女のトルソ、クレーの時間、マテイスのグラフィカルな作品等々、キュビズム(と括っていいのか分かりませんが)が好きな自分を再確認しました。
初めて見た時からもう数十年経ちますが、絵の前に立ってまたまた刺激をいっぱい受け、このモダンムーブメントの時代の魅力にとらわれてしまいました。
まだやってると思いますのでご興味おありの方はお運びください。見応え十分です。

23.04.01