18.07:地震に大雨、不気味です

梅田

先日思わぬエキサイテイングな体験をしました。普段行き慣れてる場所なんですが歩きながら眼に入る光景は、人やものが集積しながら新しく変化していくまさしく「都市」というイメージが眼の前にありました。
それは梅田です。
もう少しいえば梅田の御堂筋の端部、村野さんの換気塔を挟んで阪急と阪神が対峙している場所です。
梅田はJR大阪駅含めざっと10年程度工事中でした。その間は仮囲いなどで行き来が遮られたり姿が隠れていたから見えなかったからかも知れませんが、先月の6月に阪神百貨店の1期工事がオープンしついに複合化された姿が眼に入ってきた感じです。

  

阪神阪急の両百貨店、富国生命、JR駅ビル、駅前ビル群、ヨドバシ、西梅田、北ヤードなどなど、歩道橋を歩くと様々な建築物が異なるデザインで顔を出し、退屈な駅前の光景とは一味も二味も違います。
それはこの場所が道路グリッドが変則する特異点であったり、またそれぞれが目玉建築でそのデザインの力とでも言えそうですが、古くからの梅田派にとってはJRの高架橋や歩道橋の鉄骨架構がそのままあるというのも大きく影響しています。
あー、ここに中央郵便局が入っていれば、と思わず思いました。
古きものを垣間見ながら新陳代謝していく都市の姿はかくも興奮するものなのか。
駅前の工事には落胆してきただけに我が梅田は胸を晴れる結果に仕上がった感じです。
みなさまのご感想はいかがですか?

18.07.07