17.09:あっという間に秋が始まりました これは年代のせいというより関与してきた物件によるのだと思いますが、私は先輩方から「モルタルなど湿式工法は原則下地はRCでないといけない。S造や木造では左官はダメ」と習ってきました。実際下地が悪い左官仕上げのビリビリに割れる酷い状態を見るとこの教えは大切だと、自分の設計するS造、木造ではあくまで限定した範囲でしか湿式は使わないと封印してきました。 私にとって左官の魅力は継ぎ目のないシームレスな仕上がりです。当然年月が経っても割れてもらったら困るのです。 ここ数年伝統的な木造住宅を考える機会が多くなり関連して各分野での職人さんの仕事に触れてきました。 最新の日経アーキは藤森建築の特集でした(多分)。以前からファンなので当然大きな影響を受けてます。しかし今月このように書いたのはそれ以上に地域の工務店さんの仕事に影響されてます。 17.09.05
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