15.12:もう師走とは驚きです。 設計を始めた頃は・・・遠く古い話で恐縮ですが・・・現場をまだよく知らず設計で頼りにするのは共通仕様書でした。当時はまだ民間の仕様書が確立されておらず(だったと思います)建設省つまり官庁営繕工事に使用する仕様書とその監理指針がいわゆるバイブルでした。まだ意味の分からない専門用語と格闘しながら現場ではこういう風に仕事が行われてるのだと必死にイメージしていました。 それからん十年、相変わらず共通仕様書をもとに図面を描いてるわけですが近年思うのは仕様書だけでは良い仕事にならない、と言うデイレンマです。今までの現場を通して強く感じたのは職人さんには独自の仕様(書ではなく多くの場合言葉や身体で受け継がれて来たもの)があり我々のものとは最初から違っていたと言うことです。 誤解なきようお願いしたいのですが、現場で仕様書と違う仕事がなされていればそれをチェックし正すのは我々設計者の仕事で日々の業務です。ここで言いたいのは仕様書と違っても良い仕事があると言うことです。あるいは日々進歩し改善される工法への対応です。 大原則だった「設計」と「施工」の分離が近年崩れる一方、先日の杭工事のニュースのように施工への不信感が未だ抜けきれません。 15.12.01 *本年も最後のMAEtodayとなりました。読んでいただいてる方まことにありがとうございます。いつも手探りをしながらの拙い文面に反省するのですがどうやら今後も同じだろうと思います。もし良ければ来年もよろしくお願いします。 |