11.10：やっと涼しく、と思ったらもう少し寒いです
SD review 2011
今月も展示会を見てきました。そうです、あのSD review展です。
30thとありましたのでもう30年も続く正統派の展示会です。
この展示会は単なるアイデアコンペではなく実務を前提としたプロジェクトでのアイデアや構想力を競うもので、現実化への制約の中でかなりの力量でないと入選できず今までの入選作には尊敬と羨望をおぼえてきました。
何年か前から大阪でも展示されるようになり今回は会場が足回りも良い中之島の堂島リバーフォーラムとあって久々に見てきました。
平日と言えど中に入ると若い世代（多分学生さん？）で賑わっていました。
 
入選者はそれぞれのコーナーでドローイング、模型、そしてファイルを使用したプレゼンテーション、そのプレゼン力に圧倒させられました。
特に模型です。例外なくすべてが精度の高い素晴らしい模型です。しかも美しい。
基本的には小品と言いますか規模の小さなものが多くその分詩情あふれるデザインで果たしてどんな風に出来上がるのか、その興味で図面やドローイングを注視いたしましたが、基本構想の段階でもあったか、現実化に向けての格闘と言った面では正直よく読みとれませんでした。
果たしてこれ本当にできるの？
と思うものもありましたが、これからが正念場なんでしょう。是非ともこのイメージ通りに造り上げて欲しいと思いました。
期待一杯、楽しみ一杯の入選作でした。
大阪ではまだやってますのでみなさまお運びください。
＊SD Review 2011
2011.09.29〜10.12 於：堂島リバーフォーラム
11.10.03
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