■ MAE today この欄には当研究所の近況や、今思うことなどを概ね1回/月のペースで気ままに書いていこうと思っています。どうぞお気軽にお読みください。 |
10.11:やっと秋になったと思えばもう冬です 白の家 最近とあることで白の家の図面をよく見る事となった。そうあの篠原一男さんの白の家です。正方形平面が微妙なところで2分割されて心柱が見事に象徴化されるも方形屋根は内部には参画しておらず、これが抽象と言うものなのかと思っていた。そして不勉強ゆえこの住宅は特殊な方の特殊な住まいという印象をずっと持っていた。 ところが新建築2008年6月号をみてびっくり。この住宅が最近移転され再築されているのだ。しかも同じクライアントでである。 「こんな空間は住めないのではないか、という批判があることも耳にしましたが、私はこの空間に創造性とこころよい緊張が感じられ・・・」 藤本壮介さんも寄稿されている。 白の家の建築家は永遠性を求めたいと言った。日常性と永遠性を繋ぐとも。 10.11.01 |